2010年 06月 08日
アメリカ作家
今日的な作家の在り方はどうあるべきか?
作家、柴田の作品は己の不可能性に這っているようだ。
己が何によって制限されているのか?
作家はそれを突破すべく制作に向かう。
柴田は、下手だ。 才能があれば、メジャーな漫画家やアーティストになったかもしれない。
柴田の身の回りの不可能である不良物件は無垢の領域を侵し、多岐にわたり雑多である。
その手垢と不自由さ、こそ作家のリアリティーである。
一見カオスに見える作家の場所は、
作品の鋳型である。
現代を生きる、不自由な自我
の露出だと思う。
by wasurerare
| 2010-06-08 21:03
| Ikoi_Girl__憩娘